本の検索システムを作っている途中で思いついた。
グーグルホームに日本語をしゃべったら、英語、スペイン語、中国語、スペイン語、ロシア語に翻訳して順番にしゃべらせる。(多分103ヶ国語に拡張可能)

ピンは要らないので一番小さいESP8266のWemos D1 miniを使ってみよう。大きさも価格も500円玉くらいだ。要注意なのはArduinoIDEでボード設定は Wemos D1 Lite にすること。

1.グーグルホームにしゃべったらIFTTT(イフト)のトリガーはgoogle assitantで、アクションはWebHooksでグーグルスプレッドシートに日本語のテキストをポストする。

2.グーグルスプレッドシートの設定。ここで日本語のテキストを翻訳する。
B2セルは=GOOGLETRANSLATE(A2,"ja","en")
C2セルは=GOOGLETRANSLATE(A2,"ja","es")
D2セルは=GOOGLETRANSLATE(A2,"ja","zh-CN")
E2セルは=GOOGLETRANSLATE(A2,"ja","fr")
F2セルは=GOOGLETRANSLATE(A2,"ja","ru")
B3セルは="http://*****.xyz:50024/?en="&B2
C3セルは="http://*****.xyz:50024/?es="&C2
D3セルは="http://*****.xyz:50024/?zh-CN="&D2
E3セルは="http://*****.xyz:50024/?fr="&E2
F3セルは="http://*****.xyz:50024/?ru="&F2


3.Google Apps Script(ガス)で訳した文章をWemos D1 miniに送る。
function doPost(e) {
var value = e.postData.getDataAsString(); //TextFieldの中身
var spreadsheet = SpreadsheetApp.getActiveSpreadsheet();
var sheet = spreadsheet.getActiveSheet();
sheet.getRange("A2").setValue(value);//日本語をセット
var url1 = sheet.getRange("B3").getValue();//英語
var txt1 = UrlFetchApp.fetch(url1);
var url2 = sheet.getRange("C3").getValue();//スペイン語
var txt2 = UrlFetchApp.fetch(url2);
var url3 = sheet.getRange("D3").getValue();//中国語
var txt3 = UrlFetchApp.fetch(url3);
var url3 = sheet.getRange("E3").getValue();//フランス語
var txt3 = UrlFetchApp.fetch(url3);
var url3 = sheet.getRange("F3").getValue();//ロシア語
var txt3 = UrlFetchApp.fetch(url3);
}


4.Wemos D1 mini(ESP8266ボード)のスケッチにはライブラリESP8266-google-home-notifier.hが入っていて、グーグルホームにしゃべらせることができる。今回、多言語対応にスケッチを小改造した。

グーグルホームミニはもともとあったし、今回の費用はWemos D1 miniボードの550円也!!
しかも、本の検索システムも何もかもスピーカーにしゃべらせる窓口はこれ1つあればいいようにした。小さくて気に入ったので、グーグルホームミニの横にお守りとしてセットしておこう。

本の検索システムとほとんど同じなので1時間ほどでサクサクと作ってちゃんと動いたが、
「OKグーグル、翻訳して」といったら、

もちろんです。いろいろな国の言語を翻訳できますよ。翻訳したいときはこんにちわを韓国語で、トイレはどこですかを英語で、のように話しかけてください。

あれ?・・・・
あか~ん。
はじめから翻訳機能あるやんけ!
そんなん、はよゆ~て~な~。
しょ~もないことしても~た~。