蚊が近くを飛んでいるときに、自動的に殺虫剤をまくシステムを作った。
①マイクが蚊の羽の音を拾う。
②D1ボードがFFT(高速フーリエ変換)で周波数をはじき出し、400~500Hzの音が0.4秒間以上連続すると作動する。
③GHNを通してグーグルホームに「蚊が飛んでいます。撃墜しますか?」と言わせる。
④「OKグーグル、撃墜せよ」というと、イフトを通してD1ボードの0番ピンに電気が流れ、リレーを作動する。
⑤AC電源が入り、1.5kgwソレノイドコイルが作動し、殺虫剤のボタンを1秒間だけ押す。
⑥殺虫剤がまかれ、蚊が撃墜される。
CIWS Phalanxに似ているので蚊のCIWSと名付けた。
誤作動を避けるため、一度人間の命令を確認することにした。
<費用>
マイク 200円
D1ボード 500円
リレー 100円
ソレノイドコイル 1800円
殺虫剤 300円
USB電源 100円
電源コード 100円
ケース 100円
計 3200円
フマキラーが押せるソレノイドとは?
初めに買ったソレノイドの力0.8Nではフマキラーが押せなかった。
アクチュエータでやるという手もあるが、のろのろやると一撃必殺感がでない。
フマキラーはどのくらいの力で押せるのか計ってみたら、1.2~1.5kgwだった。
1kgw=9.8Nだから12~15N必要で、0.8N(80g)は歯が立たない。
DC12V 15mm 14.7Nで¥1,344というのもあったが、多分60Wくらい、6~8アンペアくらい流れるので、9V電池など1Aも流れないのでとうてい無理。でかいバッテリー用意するくらいならACでやろう。
電圧100Vストローク10mm以上のACソレノイドをアマゾンで調べた。
14.7Nで¥1,767 445g 94 x 56 x 45mm(日本から1日)
19.6Nで¥1,458 520g 94 x 56 x 45mm(中国から2週間)
2週間も待てないので「14.7Nで¥1,767 445g 94 x 56 x 45mm(日本から1日)」にした。
フマキラーのストローク5mm程度なので15mmあれば十分だ。